2011年、四川省楽山市安谷水力発電所が正式にプロジェクト建設に着工し、このプロジェクトの土木工事は当社が担当しました。このプロジェクトでは、重要な構成要素である発電用放水路を河床で掘削し、数百万平方メートルの硬度5級の赤色砂岩を処理する必要があり、これは間違いなく当社にとって大きな挑戦です。このプロジェクトでは、発破技術を使用できず、破砕ハンマーの速度と量に大きな不確実性があるため、プロジェクトコストは大きなリスクに直面し、プロジェクト全体の実施計画の実施に大きなリスクをもたらし、多くの問題を引き起こしました。
この重要な局面において、私たちはカーターD11超大型ブルドーザーの導入を決断しました。カーターD11ブルドーザーは施工において良好な成果を示しましたが、ブルドーザーに求められる資金負担が過大であったため、複数台のブルドーザーへの投資は現実的ではありませんでした。さらに、ブルドーザーの掘削深不足と地盤の凹凸により、資材トラックの積載と移動が遅延し、プロジェクトの進捗に一定の影響を与えました。
最後に、ブルドーザーの応答性の低下と高い故障率もプロジェクトの進捗を遅らせました。この状況を受け、私たちはロックアームの研究開発に注目し始め、工期の逼迫を迅速に解決する方法を見つけたいと考えました。そして、一定期間の研究開発と試験を経て、オープンソースZhichuangチームの努力によりロックアームが完成し、2011年10月に納入が決定しました。この革新的なソリューションは、タイトな工期の問題を解決するだけでなく、より効率的で安定した作業成果をもたらし、プロジェクトの進捗を強力に後押ししました。
投稿日時: 2023年9月2日